岡崎から車で1時間弱、岐阜県土岐市にある核融合科学研究所では、地上で太陽を再現してエネルギーを得ようとしている核融合の研究をしています。
そんな同研究所で、核融合のシミレーションを行うスパコン(愛称:雷神)が完成したとのことで、今回訪問させていただきました。
写真の施設はLHD(大型ヘリカル・ヘリオトロン型のプラズマ装置)といい、超高温でプラズマを閉じ込める役割を果たす超伝導コイルです。
核融合反応を起こし、そこからエネルギーを得ようとするには、物質を高温(1億度以上)にしたまま、一定長さを保持する必要があり、その手段として超伝導コイルの真空容器が必要なのです。
この真空容器の仕組みや役割をものすごく単純化すると、電子レンジで蛍光灯をチンすることと同じになります。
自宅でやってみると、電子レンジのエネルギーによって、蛍光灯中の水銀がプラズマ化して光ると思います。ただし長く試すと電極が破損するのでくれぐれもご注意を
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